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アンティークの町テットベリー

テットベリー(Tetbury)、 テットベリー

サイレンセスターからバスに揺られてテットベリーへと向かう。

乗り込んだバスは外の景色を楽しむことができないくらい窓が曇っていて、車体も走っているうちにバラバラになってしまうのではないかと思われるほどガタガタと揺れた。

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テットベリーのツーリスト・インフォメーションで

テットベリー(Tetbury)

テットベリーのメインストリート、ロング・ストリート(Long St.)でバスを降りると、まずはツーリスト・インフォメーションを目指した。

チャーチ・ストリート(Church St.)にあるインフォメーション(現在は無くなっている)はこじんまりとした造りで、カウンターには若い女性が1人座っているだけ。ほかに人はいなかった。

「ハロー」と女性に声をかけて壁際の棚に置いてあるパンフレットやポストカードを見ていると、勢いよくドアが開き3人の日本人女性が入ってきた。

彼女たちは日本語でぎゃーぎゃーと騒ぎながら、パンフレット類をあれやこれやとチェックする。そしてカウンターに置いてあったものを「これがいいんじゃない」「あら、そうね」とまくしたて、カウンターの女性に挨拶をすることもなくパンフレットを手に取り、そして去っていった。

まるで嵐のよう。

静けさが戻ったインフォメーションでわたしはそっとカウンターに近づいた。

彼女たちが持って行ったのは、テットベリーの簡単な地図とお店の情報が書かれた英語のリーフレットだった。町を散策するのに地図が欲しかったわたしはそのリーフレットを差しながらカウンターの女性にカタコトの英語で「これ、もらっていいですか?」と声をかける。

女性は「ええ、もちろん!・・・ああ、ちょっと待って!」と言って席を立ち、奥へと入っていった。

なんだろう?と思いながら待っていると、パンフレットを持って戻ってきた。

「どうぞ」

差し出されたのは日本語で書かれたコッツウォルズの村々を紹介するパンフレット。

「わあ、ありがとう!」

女性の心遣いにうれしくなる。

たとえ言葉がカタコトであっても、最低限の礼儀はやっぱり大事。挨拶をしたり、もらっていいのかを確認したり・・・それだけでも、こうしてちょっとした「イイコト」があったりするのだ。

コッツウォルズの日本語リーフレット
いただいた日本語のリーフレット

テットベリーでアンティークショップ巡りを楽しむ

テットベリーはアンティークショップが多く集まっている町だ。
ランチをとったレストランでも、壁際や通路に商品を置いてあったほど。

食器やカトラリー、雑貨といった「旅行中に買っても持ち歩くことができそう」なものを扱っているお店に片っ端から入って品定めをしていく。

最初に入ったお店で持ち手が貝でできている、素敵なバターナイフがあった。さんざん悩んで、「ほかにいいものが見つからなかったら、後で買いにこよう」なんて思ったら、そのお店は午後から閉めてしまった。とほほ。

他のお店も見て回り、素朴な雰囲気の陶器をひとつだけ買い求めた。

アンティークの陶器

 

アンティークを見て回った後は、気ままに町をぷらぷらと散策する。

お店が並ぶメインストリートも楽しいけれど、町外れにも足を延ばすのも好きだ。ときに素敵な景色に出会えることがあるから。

テットベリー(Tetbury)

 

チッピング・ステップからその先へ歩いていくと、たくさんの花で飾られた素敵なパブがあった。

今度はここで食事をしてみたいな。

テットベリー(Tetbury)、

3時間ほどの散策を終えて、バスでサイレンセスターへと戻った。

[旅行:1997年10月]

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